ベストシーズン、エリア別の楽しみ方、レンタサイクルとガイドツアーの選び方、紫外線・暑さ・風の対策まで。沖縄で自転車ガイドをしている私、森 健一郎が、はじめての方にもわかるようにまとめました。
車だと一瞬で通り過ぎてしまう景色にも、自転車なら止まれます。海の色が変わる瞬間、集落の石垣、畑の匂い。風や音を感じながら走ると、沖縄がぐっと近くなります。
沖縄本島は南北に長い島です。那覇の街なか、中部の海沿い、北部やんばるの森、そしてフェリーで渡る離島まで、エリアによってまったく違う顔を見せてくれます。
電動アシスト自転車なら、坂道もラクに上れます。自転車に久しぶりに乗る方でも、無理なく楽しめます。
沖縄は一年中自転車を楽しめる場所ですが、季節によって楽しみ方が変わります。ガイドとして、正直なおすすめをお伝えします。
私がいちばん好きな季節です。気候は自転車に最高。本土では新学期などで忙しい時期なので、観光客も少なめです。5月に入ると梅雨入りする年が多いので(平年は5月9日頃)、晴れ間を狙いましょう。
夏の暑さがやわらぎ、気持ちよく走れる季節です。台風さえ来なければ、本当に快適。旅行の前には、台風情報を確認しておきましょう。
日差しと紫外線がとても強い季節です。走るなら朝や夕方の涼しい時間帯がおすすめ。6月下旬(平年は6月23日頃)の梅雨明けから夏本番です。6〜9月は台風が近づきやすい時期でもあります。
気温は高めですが、大陸から強い北風が吹くため、体感温度は数字より低く感じます。風を通しにくい上着を一枚持っていきましょう。慶良間ではザトウクジラの季節(12〜4月)です。
梅雨・台風・冬の季節風:沖縄気象台の資料より
どちらが正解、ということはありません。旅のスタイルに合わせて選ぶのがいちばんです。
| レンタサイクル | ガイドツアー | |
|---|---|---|
| いいところ | 時間も行き先も自由。気になった場所に好きなだけ寄り道できる。費用もおさえやすい。 | 道選びをまかせて、景色と体験に集中できる。土地の歴史や文化の話が聞ける。 |
| 向いている人 | 自分のペースで走りたい方。土地勘があり、ルートを自分で調べるのが好きな方。 | はじめての土地を走る方。文化や自然をじっくり知りたい方。安全に楽しみたい方。 |
| 気をつけたい点 | 交通量の多い道や、暑さ・紫外線・パンクなどのトラブルには自分で備える必要がある。 | 日時やコースは、ツアーの内容に合わせて決める。 |
沖縄で初めて走る方に、いちばん気をつけてほしいのは紫外線です。暑さよりも、紫外線。日焼け止めを塗らずに走って、全身真っ赤になってしまう方がたまにいらっしゃいます。
水分は「こまめに、少しずつ」が基本です。1時間以内のライドなら、水500mlを10〜15分おきに小分けして飲みましょう。1時間を超えるときや、気温が30℃を超える日は、水だけでなく電解質(塩分)も一緒にとることが大切です。スポーツドリンクや電解質タブレットが便利です。水だけを一度にたくさん飲むのは、かえって体調をくずす原因になることもあります。
海に囲まれた沖縄は、風の強い日が多い島です。たとえば伊計島の一本道では、風速12mを超える風も珍しくありません。向かい風になると、ふだんは楽に出せるスピードが、時速10kmくらいまで落ちることもあります。
コツは、出発前に風向きを確認して、疲れてくる帰り道が追い風になるようにルートを組むこと。冬は北風が強いので、北へ向かう道はとくに注意しましょう。逆に追い風の日は、自転車がぐんぐん進む爽快感を味わえます。電動アシスト自転車なら、向かい風でもぐっとラクになります。
モリケンのツアーは電動アシスト自転車を使うので、坂道や向かい風でもラクに走れます。少人数で、参加される方のペースに合わせて走りますので、ご安心ください。
ガイドとしてのいちばんのおすすめは3〜5月です。気候がちょうどよく、観光客も比較的少なめです。台風が来なければ、10〜11月も快適です。夏は朝や夕方の涼しい時間帯がおすすめです。
モリケンのツアーは、身長145cm以上の方からご参加いただけます。中学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
ツアーごとに中止の判断基準を決めています。各ツアーページの「よくある質問」をご確認ください。
日本語・英語(日常会話レベル)でご案内します。その他の言語のガイドは、ガイドネットワークを通じて手配可能です(別料金)。